ダムグラウトデータ管理システム  

           DKS−006/NSS−006 


 概要

本管理システムは、ダムグラウチングの計画に沿って注入作業、注入制御、注入施工管理を自動化し、得られるデータを迅速に処理し、次の注入管理に反映させることを目的としています。
昭和54年に1号機を開発し、その後、多くの国内外における大規模ダム工事に採用され、実績を重ねてきました。特に長期間の連続運転が前提となるダムグラウチングにおいて、データ取得に対する信頼性とシステムの耐久性で高い評価を得ています。

特許NO.第1514112号

 機能

データ管理装置 DKS−006
 透水・水押し試験の測定ポイントは、最大30ポイントまで登録可能です。
 透水・水押し試験時の注入圧力・単位注入量のPQ曲線図をCRT上にリアルタイムに表示します。
 自動透水試験運転では、限界圧力に到達すると自動的に警報を発します。
 注入配合パターンは、4種類12段階の設定が可能です。
 初期配合の決定は、あらかじめ設定されたルジオン値の範囲により自動的に選択されます。
 ダメ押し開始・解除は、設定により自動的に判断し、注入終了時は警報を発します。
 有効注入圧力は、各種アルゴリズムパターンより選択できます。

 

日報作成装置 NSS−006
 OSにMS−Windowsを採用したことで、グラフィカルな画面での操作性とDOS/Vパソコンの使用による汎用性を実現しました。
 グラウト管理日報・集計表(日計、集計、月計)・作業指示書のほかに解析用基礎データを作成します。また、カラープリンタを用いることで、日報等のカラー印刷が可能です。
 SI単位への対応機能がついています。
 オプションにて、各種解析用ソフトウェアを用意しております。

 

Windows画面

 

グラウト管理日報印字例

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